GCで働く人たち
グリーンサイクルでは、リサイクルの工程に合わせて担当する部門が分かれています。
それぞれの分野で働く社員の声をお聞きください。
グリーンサイクル 業務体系図
入 荷
入荷管理
物流
協力会社
C社
手解体部門(要素技術・工数管理)


日々どのようなことをしていますか?
使い終わった家電製品を解体する工程が、作業をスムーズに行えるようにするのが主な仕事です。
よく言われるのですが、グリーンサイクルの社員が直接解体作業をしているわけではなく、協力会社と一緒にリサイクルを進めています。
リサイクルでは初めに一台一台手作業によって解体しますが、冷蔵庫や洗濯機は大きくて重いため重労働になります。その作業負担を軽減する方法や設備を検討・導入したりしています。
また、解体する手順やどの部品をどうやって取り出すかなど、実際に作業する人たちと相談しながら決めていきます。
力を入れていることは?
製造工場で新品を作っているのとは違い、やってくる使用済み家電は大きさもメーカーも年式も状態もバラバラです。解体する人はその違いを見極めて作業していくのですが、思わぬところにケガのリスクがあったりします。
その危険を明らかにして対応することで、作業する方が安全に解体できるようにしています。
破砕選別部門(設備保全)


日々どのようなことをしていますか?
破砕機・選別機という大きな設備システムの運用・保全を行うのが主な仕事です。
手解体によって部品が取り外されたあとの筐体やフレームなどを、破砕機という機械に投入して細かくします。その後、鉄・銅・プラスチックといった素材ごとに専用の設備によって選り分けていきます。
これらの設備について、処理した量・稼働した時間などを参考に、どの部品をいつ交換するかを計画・実施しています。
部品の交換や設備の更新などは稼働がない日に行うメンテナンス日にて実施しています。そのため土日の出勤もありますが、その分平日に休みをとれるので負担は少ないです。
また、設備の異常が発生した場合は、その対応も行います。
力を入れていることは?
設備のちょっとした異常が大きなトラブルになる前に対応する「未然防止」を心掛けています。
破砕機から各種選別装置は全てつながっているので、どこかで異常が発生すると全て停止してしまいます。異常や変化の予兆をとらえて対応することにより、トラブルや故障を未然に防いでいます。
出荷部門(営業・現地確認)


日々どのようなことをしていますか?
リサイクルによって得られた鉄や銅などの資源を必要とする人たちに販売しています。
鉄などの資源に対して、いくらで買ってくれるかといった価格交渉や、出荷量などの調整しています。
一方で、お金を払って処理してもらうものも出てきます。それらを適切に処理してくれる出荷先との調整も行っています。
また、出荷したリサイクル資源がどのように処理されているかを実際に訪問して確認しています。
力を入れていることは?
お客さんである出荷先にとって使いやすいものを提供・提案することを心掛けています。
扱いやすいということは、お客さんにとって余計なコストがかからないということなので、その分高く買っていただけることにつながります。
また、リサイクル資源が国内で循環されるような出荷先を優先したりしています。
支援部門(生産技術)


日々どのようなことをしていますか?
家電製品に使われている部品や素材も年々変わってきています。どの部品からどの素材を取り出すか、どんな設備を使うかを検討し、導入するのが主な仕事です。
安全性、品質精度、作業効率、コスト、メンテナンス性等を考慮しながら、計画通りに導入を進めていきます。
また、導入した後の改善やメンテナンス方法なども現場オペレータたちと相談しながら決めていきます。
力を入れていることは?
新しい設備には思わぬトラブルが発生することもあり、立ち上げが落ち着くまでは現場に負担がかかってしまうことがあります。
現場で使う方にとって扱いやすく、安全に使ってもらえる設備になるように導入検討段階から気を配っています。